常呂町の帆立は、豊かな陸地(森)を持つ地域の海は栄養が豊富で、ここで育った魚介類が美味しいことは、よく知られるようになりました。自然環境に恵まれたサロマ湖に生まれ、一年後に流氷が運んで来るプランクトンがいっぱいのオホーツク海に放流されます。一部は何度も何度も手をかけて、サロマ湖で大切に育てられます。オホーツク海とつながっているサロマ湖も三ヵ月間は氷に閉ざされます。流氷の下の寒い海で過ごすため、「常呂の帆立て」は身がしまっていて歯ざわりが違います、特に干し貝柱はフカヒレ、干しアワビと並んで中国料理の三大珍味として珍重されており、常呂の干し貝柱は品質の良さで他の追随を許しません。
貝柱を水でもどして、戻し汁も入れた炊き込みご飯やチャーハンは最高です。